Taro Yoshida BLOG吉田太郎のブログ
04
9月2021
築古アパートのちょっと難アリな住人
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毎月最初の土曜日は、某区にある築古アパートの定期清掃と入居者へのあいさつに行きます。
築年月は昭和47年!
50年近く経っているアパートですが、設定賃料が低いせいか、おかげさまで満室です。
■若干問題ありの住人
このアパートに、痴呆が進み始めた生活保護のおじいちゃんがいらっしゃいます。
会話もゆっくり話さないと伝わらず、難しいことをいっても理解してもらえないので、かなり言葉を選んで話します。
まぁ会話については何とかなるのでまだいいのですが、問題なのは部屋の片付け。
痴呆が進んでいるからとか、おじいちゃんだからとか、そういったのを差し引いても、完全にアウトなレベル!
どれくらいヤバいかというといわゆるゴミ屋敷的な感じです!
そして一番キビシイのは臭いで、コレがかなりエグイ!
何度言っても片付けてもらえず、某区福祉事務所やケースワーカーさんへクレーム入れても直らない状態です。
■やっぱり片付いてない
先月の定期清掃時はお会いできませんでしたが、今日はお会いできたのでおじいちゃんの許可を得て室内チェックをしました。
案の定、思いっきり汚い。
キッチン回りは生ゴミの塊にハエが飛んでおり、モザイクを入れないと見られないレベル。
もはやホラー映画です!(゚д゚)!
2年前に区役所担当者のご尽力で何とか片付いたのですが、しっかり元に戻っており、何度注意しても直りません。
片付けてくれないなら、代わりに私がやりますよ!って感じです。
■家賃が入ればいいというわけではない
しっかり家賃も某区からしっかり払われているので追い出すこともできず、生活弱者ということもあり、なかなか対応に困ったお客さんです。
世のオーナーさん、「家賃が入っていればそれでよし!」って思ってたら大間違いですよ!
このおじいちゃんが住み続けることは、正直言って、管理会社的にはリスクでしかありません!
ボケててもタバコは吸うので、火事の問題もあります。
異臭をまき散らすので、他の部屋の客付にも影響するかもしれません。
でも入居者から信頼されているので邪険に扱うこともできません…
あぁ…頭が痛いです…