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Taro Yoshida BLOG吉田太郎のブログ

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11月2021

差別化を考えてみる

CATEGORY |  賃貸管理

グループ会社が企画~建設に携わり、弊社で管理している賃貸ペット共生マンション。

 

 

完成してもう3年経過しておりますが、募集すると反響がハンパない物件です✌️

 

賃貸ですから入居者の入れ替えも多少ありますが、ほぼ全部が退去→原状回復→即入居です。

 

「何でそんなに早く決まるのかな?」と思うことがよくあるので、今日は改めて考えてみようと思います。

 

 

 

本物件のポイントとしては…

 

①築浅

 

②最寄り駅まで徒歩5分

 

③ペット共生可能(但しワンちゃんのみ)

 

④コンセプトを決めて作った

 

⑤1LDK主体

 

…といったところでしょうか。

 

逆に、本物件の唯一にして最大のネックになるであろう部分は、⑥エレベーターが無いことですね。

 

 

 

①築浅

 

あと数年はセールスポイントになると思います。

 

殆どのお客さんは新築や築浅に住みたいでしょうからね。

 

でも年数が経てばどんな建物だって古くなるので、築浅がセールスポイントだとは個人的には全く思ってません。

 

 

 

②最寄り駅まで徒歩5分

 

築年数に関係なく強みではありますね。

 

特に都内であれば、徒歩10分以内で探すのが殆どでしょうから、徒歩5分というのはすごくいいと思います。

 

 

 

③ペット共生(但しワンちゃんのみ)

 

非常に大きな強みだと思います。

 

しかも駅近でペットOKというのはそうそうありませんから、強力な推しポイントです。

 

(でも、ワンちゃんいる部屋があまりないのはヒミツです😅)

 

 

 

④コンセプトを決めて作った

 

私が思う、本物件一番の推しポイント。

 

そこら辺にある一般的な内外装というより、パッと見て個性的だと感じるデザインの方が差別化がしっかりできます。

 

差別化されると比較されづらくなり、結果的に競合が減ります。

 

某人気アイドルグループの歌ではありませんが、ナンバーワンを目指さなくてもオンリーワンになればいいってわけですね😊

 

 

 

⑤1LDK主体

 

建設当時はコロナのコの字もありませんから、当然今のニーズを見越して作ったとは考えづらいかな?

 

どういう意図で広めの部屋主体で作ったのか私は知りませんが、結果的にはドンピシャとなってます。

 

つまり「コロナで生活様式が変わり、広い部屋(または部屋数のある部屋)に住みたいというニーズに合致している」ということです🙂

 

 

 

⑥エレベーターが無い

 

一応ネックに挙げましたが、私自身は全くネックだと思ってません😎

 

そりゃあエレベーターがあった方が便利でしょうけど、付けることで建設コストが1,000万円くらい上がります💴

 

その上がったコストは賃料に跳ね返ってきます😭

 

エレベーターにかかるコストをデザインや設備に回した方が、」住む人にとってメリットが多いと思いませんか?

 

 

選ぶ側の考え方次第とはなりますが

 

「エレベーター付きの一般的なマンションとエレベーターないけどオンリーワンのデザインマンション、どっち住みたい?」

 

となった時に、過去の反響状況が答えなのではないか、そして客付会社もそれを理解して物件紹介してくれているのではないか…と思ってます。

 

 

 

 

■差別化、大切。

 

以前の私は、差別化を建物や設備の新旧のみで判断してました。

 

しかし、今が新しくても数年後には古くなり、他の新しいものと比較されます。

 

それでは勝負できません。

 

でも、単なる新旧ではないところで差別化ができればどうでしょうか?

 

それが真の商品力ということなのではないか…と、本物件のことを考えながらそう思いました。

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